はじめて集音器を使う方へ|最初に知っておきたいこと
- Mimitakara
- 9月16日
- 読了時間: 3分
「テレビの音が大きくなってきた」「会話を何度も聞き返してしまう」そんな“聞こえにくさ”を感じたとき、最近、気軽に使える集音器が注目されています。
しかし、はじめて使うときには「音が不自然に感じる」「逆に周りの音が聞こえにくい」といった戸惑いの声も少なくありません。
それは集音器が合っていないのではなく、“耳と脳がまだ慣れていない”状態かもしれません。この記事では、集音器の効果をしっかり実感するために最初に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. 集音器を付けたら「周りの音が聞こえない」と感じても、それは“大脳がまだ慣れていない”だけ
集音器を使い始めて最初に多い感想が、「音は大きくなってるのに、周囲の音が聞き取りづらい」「会話がうまく頭に入ってこない」というものです。
この原因の多くは、耳ではなく“脳の聞き取り処理が追いついていない”ことにあります。
長い間、聞こえづらい状態が続いていた方は、脳が“音を拾って理解する”ことに慣れていない状態になっています。集音器によって突然たくさんの音が耳に届いても、脳がうまく整理できず、混乱してしまうのです。
✔ 対処ポイント
焦らず、「脳をリハビリする」ような気持ちでゆっくり慣れていきましょう。
特に最初の1週間〜10日間は、聞こえるけど意味が分かりにくい感覚が出やすいのが普通です。
2. 最初のうちは“無理せず”こまめに休憩を
集音器を使い始めたばかりの耳と脳は、新しい聞こえ方に対して非常に敏感な状態です。長時間つけっぱなしにすると、音に疲れたり、イライラしたりすることもあります。
✔ 使用時間の目安
最初の1〜2週間は、30分〜1時間ごとにいったん外す
耳が疲れたら、すぐに休憩を入れてOKです
長く使うことよりも、「心地よく使える時間を少しずつ延ばす」ことが、成功への近道です。
3. 静かな環境からスタートし、徐々に会話や外出へ
使い始めのうちは、雑音が多い環境(駅・商業施設・家族が多い場所など)だと、聞き分けが難しくストレスを感じやすくなります。
まずはテレビやラジオを聞く、静かな部屋で1人で過ごす時間など、シンプルな音環境から使い始めましょう。
そこから徐々に、
家族との会話
食卓での談笑
買い物や外出先での声のやり取りなどに広げていくと、集音器の本来の効果を実感しやすくなります。
まとめ
集音器は、聞こえをサポートする便利なツールですが、初めて使う方にとっては「音の世界に再び入っていくリハビリ」でもあります。
初期の3つのポイントをおさらい:
聞こえても脳が処理できない時期がある(慣れが必要)
最初は30分〜1時間ごとに休憩する(耳と脳を疲れさせない)
静かな場所から始めて、会話や外出にステップアップする
このプロセスをゆっくり進めることで、無理なく集音器と付き合っていくことができます。「聞こえる」が当たり前になるまで、あせらず、あなたのペースで続けてみてください。



