【集音器の安全音量】何dBまで? 耳と機器を守るコツ
- Mimitakara
- 2 日前
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集音器は、聞こえにくさをサポートしてくれる便利なアイテムですが、使い方によっては耳や機器に負担をかけてしまうことも。特に「安全音量の設定」は、長く安全に使うための重要なポイントです。ここでは、安全とされる音量の目安(dB)と、負担を減らすための使い方のコツをわかりやすくご紹介します。

【安全音量の目安】
音量(dB) | 状況の例 | 使用目安 |
~60dB | 普通の会話、静かな室内 | ◎ 安全に使用可 |
70~80dB | テレビ音量、日常生活音 | ○ 推奨範囲内 |
85dB | 車の走行音レベル | △ 長時間使用は注意 |
90dB以上 | 工事現場・電車通過音 | ✕ 耳・機器に負担大 |
👉 85dB以下を目安に設定するのが理想です。「ちょっと小さめかな?」くらいの音量から始めて調整しましょう。
⚠ 音量が大きすぎると…
👂耳への影響
耳鳴りや疲れ、難聴の原因に
長時間の使用で聴覚がダメージを受けることも
🔧機器への影響
スピーカーや回路の劣化が早まる
音割れやノイズが出やすくなる
バッテリーの消耗が早くなる
耳にも機器にもやさしい使い方
音量は最大の60~70%以内を目安に
1時間使ったら10分休憩を
静かな場所では音量を下げる意識を持つ
使わない時は電源オフ・定期的なメンテナンスも忘れずに
製品ごとに最大音圧出力(OSPL90)の数値は異なります。説明書やメーカーサイトで仕様を確認し、自分に合った適切な音量で使うようにしましょう。
まとめ
集音器は「大きくすればよく聞こえる」ものではありません。必要な音だけを、適切な音量で補うことが、耳にも本体にもやさしい使い方です。正しい使い方で、毎日の聞こえを快適にサポートしていきましょう。