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耳垢はどう集音器・補聴器に影響するのか

  • Mimitakara
  • 8月21日
  • 読了時間: 2分

 耳垢(耳あか)は、耳を守る役割を持つ大切な存在です。しかし、集音器・補聴器を使う場合、耳垢が思わぬトラブルの原因になることがあります。ここでは、耳垢が機器に与える影響と正しいケア方法を解説します。

集音器・補聴器

耳垢がたまりやすい理由

  • 補聴器や集音器は耳の中に密着して装着するため、耳垢の自然な排出を妨げやすい


  • 耳の中が湿気でこもり、耳垢がやわらかくなって機器に付着しやすい


耳垢が機器に与える影響

  1. 音がこもる・小さくなる耳垢がマイクやスピーカー(音孔)を塞ぎ、音が通りにくくなる


  2. 雑音や音割れ耳垢が付着して振動がうまく伝わらず、音質が劣化


  3. ハウリング(ピーピー音)音の出入り口がふさがれることで、音がループしやすくなる


  4. 機器の劣化・故障耳垢には油分や湿気が含まれるため、内部基板やスピーカーユニットを傷める原因に


予防とお手入れのポイント

  • 毎日の軽い掃除使用後は柔らかい布や専用ブラシで、音孔やマイク部分を軽く清掃


  • 耳のケア耳掃除は月1~2回で十分。必要に応じて耳鼻科で専門的にクリーニング


  • 防湿ケースの活用補聴器専用の乾燥ケースや乾燥剤を使うことで湿気と耳垢の付着を防止


  • 定期的なメンテナンス半年~1年に一度は販売店やメーカーで点検・クリーニングを依頼


集音器・補聴器を長持ちさせるために

耳垢は自然なものですが、放置すると聞こえにくさの悪化や機器故障の原因になります。耳と機器の両方をこまめにケアすることが、快適な聞こえを守る近道です。


耳垢は耳を守る大切な存在である一方、集音器や補聴器にとっては大敵になることも。

  • 耳のケア(やりすぎない耳掃除+耳鼻科チェック)

  • 機器の定期清掃と乾燥保管

この2つを習慣にすることで、音質トラブルや故障を防ぎ、安心して使い続けられます。

 
 
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