耳に入れない“聞こえサポート”!骨伝導集音器はこんな人におすすめ
- Mimitakara
- 3月28日
- 読了時間: 3分
「最近、テレビの音が大きいと言われる」「会話の内容が聞き取りにくくなってきた」――そんな経験はありませんか?でも、「補聴器にはまだ抵抗がある」「耳に入れるタイプが苦手」という方も多いはず。そんな方におすすめしたいのが骨伝導集音器です。今回は、骨伝導集音器が特におすすめの人について、わかりやすくご紹介します。

◆ 骨伝導集音器ってどんなもの?
骨伝導とは、耳をふさがずに「骨」を通して音を伝える仕組みのこと。耳穴に入れないので圧迫感がなく、外の音も自然に聞こえやすいのが特長です。
◆ 骨伝導集音器がおススメの方々!
① 耳穴に違和感を感じやすい方
イヤホンや補聴器を長時間つけていると、耳がかゆくなったり痛くなったりしませんか?骨伝導集音器は耳に入れない構造なので、圧迫感が苦手な方にも快適です。
② 補聴器に抵抗がある方
見た目が気になる、年寄りっぽい印象を持たれたくない…そんな方も、スタイリッシュな骨伝導集音器なら違和感なく使えます。最近ではBluetooth対応のものもあり、“音声を楽しむアイテム”としても人気です。
③ 安全面を重視したい方
耳をふさがないので、周囲の音も聞こえやすく、外出時や自転車走行時の安全性も高いです。聞こえの補助と日常生活の安心を両立したい方におすすめです。
◆ 鼓膜がない方にも骨伝導集音器はおすすめ!
鼓膜が損傷していたり、手術などで鼓膜がなくなってしまった場合、従来の補聴器では音がうまく伝わらないことがあります。そんな方にも骨伝導集音器は有効な選択肢です。
骨伝導は、鼓膜を経由せずに、骨を通して内耳(蝸牛)に直接音を届ける仕組みのため、鼓膜がなくても“聞こえる”可能性があるのです。
実際、外耳炎や中耳のトラブルを抱える方、手術後の回復期にある方にも広く使われています。
【こんな方に特におすすめ】
鼓膜を損傷して補聴器の効果を感じにくい方
繰り返す外耳炎や耳の感染症が気になる方
耳穴をふさぐタイプに不快感がある方
【注意点】
ただし、内耳(感音部)に問題がある場合は、骨伝導でも効果が得られにくいことがあります。そのため、聞こえの状態に不安がある方は、耳鼻科で診断を受けたうえでの使用をおすすめします。
◆ まとめ
骨伝導集音器は、
軽度~中度の聴力サポートをしたい方
耳に入れるタイプが苦手な方
補聴器に抵抗がある方にとって、ぴったりの選択肢です。
鼓膜がない方
聞こえに不安を感じ始めたら、まずは骨伝導集音器を試してみませんか?自然な装着感とクリアな音で、あなたの毎日がもっと快適になります。