「聞こえにくさ」は耳のコリが原因かも?
- echino4
- 12月23日
- 読了時間: 2分
聞こえにくさの原因は、耳の中ではなく、
耳のまわりにあるかもしれません。
実は耳は、動かないように見えて、日々耳のコリ固まっています。
そしてその緊張が、「音の違和感」として現れることもあるのです。

「耳のコリ」とは何でしょうか
耳の周囲には、あご・こめかみ・首・肩につながる筋肉が集まっています。私たちは日常生活の中で、思っている以上に耳を使っています。
たとえば、
テレビやスマートフォンの音に集中する
周囲の会話を聞き取ろうとする
雑音の多い場所で耳を澄ませる
こうした状態が続くと、耳まわりの筋肉が緊張し、血流が滞りやすくなると言われています。
その結果、「音がこもって感じる」「耳が重たい」「聞こえるけれど、すっきりしない」といった違和感につながることがあります。
※ 聴力低下や病気そのものを示すものではありません。
今日からできる、耳のセルフマッサージ
強く行う必要はありません。「気持ちいい」と感じる程度で十分です。
① 耳を温める
両手で耳全体を包み込み、10秒ほど温めます。耳がじんわりと温かくなる感覚を意識しましょう。
② 耳をやさしく回す
耳の上・横・下を軽くつまみ、円を描くようにゆっくり5回ほど回します。
③ 耳たぶを引っ張る
耳たぶを下・横・上の順に、痛くならない範囲でやさしく引っ張ります。
入浴後や就寝前など、体が温まっている時間帯がおすすめです。
集音器・補聴器を使っている方へ
集音器や補聴器をお使いの方は、装着前に耳のマッサージを行うのがおすすめです。
マッサージ後は、
耳を清潔に保つ
湿気や皮脂を残さない
ことを意識しましょう。
耳や機器に湿気が残ると、接触不良や劣化の原因になる場合があります。日常的な乾燥・お手入れも、聞こえを支える大切な要素です。
まとめ
聞こえにくさは、必ずしも年齢や聴力だけの問題ではありません。日々の生活の中で、耳もまた疲れ、こり固まることがあります。
まずは、1日数分。耳をやさしくいたわる時間をつくってみてください。その小さな習慣が、心地よい聞こえを支える一歩になるかもしれません。



